JavaとPHPのどちらを学ぶべきか?
JavaもPHPも、ともにプログラミング言語です。
それぞれの良さ・特徴を理解しておくと、自分に合った言語を選びやすくなります。
そもそも「プログラミング言語」とは?
コンピュータは多くの機能を実現できますが、人間が何かしらの支持を与えなければ動きません。
人間がコンピュータに指示を与えるためには、コンピュータにさせたい仕事の内容を記述したプログラムを作成し、指示内容をコンピュータに知らせる必要があります。
このプログラムを記述するときに使うのがプログラミング言語です。
Javaの特徴
Javaはプログラミング言語の1つで、1995年に発表された比較的新しい言語です。
オブジェクト指向という設計手法に基づいていることが大きな特徴です。
応用分野が非常に広い
パソコンで動作するプログラムはもちろん、携帯電話や大規模なコンピュータシステムでも動作する、応用分野の非常に広いプログラミング言語になっています。
どんなマシンでも動作する
Java言語で書かれたプログラムは、Javaが動作する環境さえあれば、WindowsやMacなどどんなマシンでも動作します。
一度作成してしまえば、どのコンピュータでも動作し、将来バージョンアップすることになっても大丈夫なので、プログラマーにとってはプログラム作成の手間が大幅に削減できるメリットがあります。
オブジェクト指向を学びやすい
オブジェクト指向プログラミングでは、機能を部品化したものをオブジェクトと呼び、このオブジェクト間で高いにメッセージのやり取りを行なわせることでプログラムを作成していきます。
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PHPの特徴
PHPはWebサイトを作るときに広く使われているプログラミング言語です。
PHPは、1995年にRasmus Lerdorfという人が、自分のホームページを生成するために「Personal Home Page Tools」と呼ばれるツールを配布したことが始まりと言われています。
その後も発展・改良を続け、「PHP:Hypertext Preprocessor」という新しい名前になり1998年に公式リリースされ、現在に至っています。
小規模サイトに向いている
最近流行っているWordPressもPHPで作られており、どちらかと言うと小規模サイトの開発によく使われます。
PHPは環境構築が容易であるため、小規模な動的サイトであれば迅速に構築することができます。
HTMLも合わせて学びやすい
PHPのプログラムはHTML文書のなかに部分的に埋め込んで記述します。
HTMLに埋め込まれたPHPのプログラムは、Webサーバが動いているコンピュータで実行されます。
Webサーバとは、Webブラウザからの要求をうけつけ、HTML文書や画像などのデータをWebブラウザに送り返すソフトウェアです。
オブジェクト指向にも対応している
また、オブジェクト指向の機能や、アプリケーションフレームワークを活用すれば、ある程度の大規模な開発にも対応できます。
このような特徴により、PHPは多くのWebアプリケーション開発者から支持を得て、多くのWebサイトで採用されています。
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目的別にJavaとPHPの特徴を比較する
どちらの言語を受講すればいいかお悩みの方は、Java言語とPHP言語の特徴を比べてどちらがご自分の目的に合っているのかを考えてみましょう。
ECサイト(Webアプリ)を制作したい方
Java
○
vs
PHP
○
Java言語(JSP/Servlet)、PHP言語、どちらでも可能です。
ECサイト(Webアプリ)制作に特化したい方
Java
△
vs
PHP
○
PHP言語がおすすめです。
PHP言語はECサイト制作向けのプログラム言語なので、Java言語に比べて短期間で作成することが出来ます。
汎用的な目的でプログラムを勉強したい方
Java
○
vs
PHP
△
Java言語がおすすめです。
プログラミングの基礎は、PHP言語よりJava言語の方がしっかりと学ぶことができます。
今後Androidアプリを作りたい方
Java
○
vs
PHP
×
Java言語がおすすめです。
AndroidアプリケーションはJava言語を使って作成する為です。
習得の難易度が気になる方
Java
△
vs
PHP
○
PHPの方がJavaよりルールがゆるい分、若干入りやすいかもしれません。
ただ、プログラミングの基本概念は同じですので、そこまで大きな違いはありません。
初めてのプログラミング言語学習の場合は、どちらを選んでも、あまり変わりません。
今後他のプログラミング言語の学習も考えている方
Java
○
vs
PHP
○
Java言語もPHP言語も同じオブジェクト指向プログラミング言語なので、 どちらから学習しても、他の言語への移行はスムーズにいくでしょう。
1つの言語が上達すれば、次の言語の習得は難しくありません。
まとめ
「Java言語」がオススメなのはこんな方
じっくりと学びたい、今後Androidアプリを制作したい方は「Java」から始めてみると良いでしょう。
ルールがしっかりとしたプログラミング言語であることから多くの分野で利用実績があり、習得することでご自身のキャリアにも有効に働くことが期待できます。
時間は掛かるかと思いますが、それだけの価値があるプログラミング言語です。
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「PHP言語」がオススメなのはこんな方
あまり時間は掛けたくない、WordPressサイト制作に活かしたい方は「PHP」から始めてみると良いでしょう。
動作環境の構築も容易であり、簡単なホームページやWebサイトであれば短期間で公開することも十分に可能です。
まずは軽くWebサイト開発の全体像を学び、そこから必要に応じてブラッシュアップしていくには最適なプログラミング言語です。
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